更級虎日記

ファン歴30年以上のサラリーマンが久しぶりに阪神を応援するブログ。あと学生駅伝も好きです。

球春到来! 2020年阪神新助っ人(野手編)

今年も12球団がキャンプインしました。

いよいよ2020年のプロ野球も始まります。

 

2019年の矢野阪神は3位でクライマックスシリーズに進出。

劇的な勝利で2位DeNAを下すも、ファイナルステージでは

首位巨人の壁の前に力尽き、終戦しました。

 

チームの課題は「得点力」と「先発投手」。

2年目を迎えた矢野阪神は15年振りの優勝を目指して、

今年は助っ人中心の補強をしています。

2020年は史上初の助っ人8人体制。

そのうち野手は3人。新助っ人は2人です。

 

ジャスティン・ボーア内野手 31歳

2017年にはマーリンズで打率.289、25本塁打、83打点。

メジャー通算92本塁打。メジャーでの実績十分な新助っ人です。

甲子園では不利と言われる左打者ですが、

規格外のパワーと広角に打ち分ける技術に

活躍を期待してしまいます。

年棒:2億7500万円)

 

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photo by 日刊スポーツ

 

個人的にいいなと思うのは、122kgの体重です。

勿論、単に体重が重ければいいというわけではないのですが、

打撃の技術が同じなら、体重が重い方がパワーがあるはずなので

長打力も伴うという極めてシンプルな発想です。

 

【過去の重量級の名助っ人】

アレックス・カブレラ選手 98kg(当時は重い方だった)

フリオ・ズレータ選手 113kg

ブラッド・エルドレッド選手 126kg

 

こすった打球もフェンスオーバーする恐怖感を

相手チームに与えて、強力なプレッシャーをかけてほしいです。

 

 

ジェリー・サンズ外野手 32歳

2019年の韓国KBOリーグ打点王

韓国から来た助っ人といえばウィリン・ロサリオ選手ですが、

ボーア選手の注目度が高いこともあり

彼と比較されることもあまりないです。

■ロサリオ 打率.339、37本塁打、111打点⇒打率.242、8本塁打、40打点

■サンズ  打率.305 28本塁打、113打点⇒?

 

打高投底と言われるKBOリーグから、

いかに日本のプロ野球に対応できるかが鍵です。

年棒:1億2000万円)

 

阪神・サンズ、試運転で柵越え5発!矢野監督「広角に打てるような打撃を見せてくれた」 

photo by サンケイスポーツ

 

 

 

そして最後は新助っ人ではないのですが

マルテ選手もキャンプ初日から早出特打で始動。

今年はメジャーでは本職だったサードで、

大山選手らとポジションを争います。

 

阪神マルテ 助っ人異例の早出特手40分 サードやる気マンマン

photo by スポニチアネックス

 

2019年のシーズン終盤は、相手投手も四球ならOKみたいな感じで、

際どいところにばっかり投げこまれていました。

ただマルテ選手が塁に出ても、

後ろの打者がなかなか彼を返せませんでしたが、

今年は上の2人が加入したことが大きな違いです。

OPS.825は、31本塁打DeNAロペス選手(OPS.756)よりも

高かったりします。

年齢もまだ28歳。こちらも活躍が地味に楽しみです。