更級虎日記

ファン歴30年以上のサラリーマンが久しぶりに阪神を応援するブログ。あと学生駅伝も好きです。

3/12中日戦 藤浪、腕下げるってよ オープン戦初勝利

鬼門のナゴヤドームで、オープン戦の連敗を6で止めました。

阪神の先発は藤浪投手。
黙々とナックルボールを投げ続けるウェイクフィールドのように
延々とカットボールを投げこんでいました。
特に4回は24球を投げ、そのうち21球がカットボール。実にカットボール率87.5%。
リリーフ投手で決め球を厳しいコースに多投するのは見たことありますが(岩瀬やウィリアムスetc)
藤浪投手にとっては決め球なのでしょうが、多分それしかストライクが入らないという理由で
投げ続けオープン戦とはいえ、ノーヒットに抑えてしまう。コースもアバウト。
普通、球種がわかれば高い確率でヒットが打てると言われている中、
そんなプロ野球の常識を超えた投球でした。色々な意味で別格な選手ですね。

これだけのスケールなので、個人的には四球を出そうが、暴投をしようが
結果がある程度伴えば、先発6番手の定位置を黙って与えて欲しいです。

と思っていたら、試合後に2軍行きを言い渡されました。
まあ藤浪投手自身が結果に納得がいかずに落胆している様子を見て、
矢野監督が意を汲んで決めたのかもしれません。

あと打線は、2度のノーアウト2塁3塁でも1点がとれない、梅野選手と板山選手。
ボテボテの内野ゴロで、手堅く1点をとるのも、今の阪神打線には重要だと思います。
こういうのをオープン戦でやっておかないとペナントレースでもできない気がしますが。
木浪選手は相変わらず絶好調。高山選手も2軍から上がってきて即結果を残しました。